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フォレンジック調査により生産を止めてしまうことが無いための設計要件仕様について

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要約
この資料は、OT(制御技術)環境で生産活動を止めずにインシデント調査を行う「非侵入型(Non-intrusive)」フォレンジックの設計要件を解説しています。可用性を最優先し、ネットワーク側ではミラーポート等によるパッシブ収集 、ホスト側ではCPU負荷を数%に抑える軽量ツールの活用を推奨しています。Nozomi NetworksとVelociraptorの役割分担や、リスクを最小化する検証フローが重要です。

特にOTでは「フォレンジック調査により生産を止めてしまう」ことが最大のリスクです。そのため、「稼働を止めずにデータを吸い上げる(Non-intrusive)」技術(ミラーポート経由のパケット取得や、軽量なホスト型エージェント)の選定が次の鍵となります。
この部分の設計要件仕様をまとめてみました。

OT(制御技術)環境におけるフォレンジックは、IT環境とは比較にならないほど「可用性(止まらないこと)」が優先されます。

「調査のせいでラインが止まった」という事態は本末転倒です。このリスクを最小化しつつ、インシデントの証拠を確実に確保するための「非侵入型(Non-intrusive)データ収集」に特化した設計要件仕様案をまとめました。

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著者

株式会社ICS研究所 村上 正志

1979~90年まで、日本ベーレーのシステムエンジニアとして電力会社の火力発電プラント監視制御装置などのシステム設計及び高速故障診断装置やDirect Digital Controllerの製品開発に携わる。
*関わった火力発電所は、北海道電力(苫東厚真、伊達)、東北電力(新仙台、仙台、東新潟)、東京電力(広野、姉ヶ崎、五井、袖ヶ浦、東扇島)、北陸電力(富山新港)、中部電力(渥美、西名古屋、知多、知多第二)、関西電力(尼崎、御坊、海南、高砂)、中国電力(新小野田、下関、岩国)、四国電力(阿南)、九州電力(港、新小倉、川内)、Jパワー(磯子、松島、高砂)、日本海LNG など

1990年、画像処理VMEボードメーカーに移籍し、大蔵省印刷局の検査装置や大型印刷機械などのシステム技術コンサルティングに従事。

1995年、デジタルに移籍し、SCADA製品の事業戦略企画推進担当やSE部長を務める。(2004年よりシュナイダーエレクトリックグループ傘下に属す)また、1999年にはコーポレートコーディネーション/VEC(Virtual Engineering Company & Virtual End-User Community)を立ち上げ、事務局長として、「見える化」、「安全対策」、「技術伝承」、「制御システムセキュリティ対策」など製造現場の課題を中心に会員向けセミナーなどを主宰する。協賛会員と正会員のコラボレーション・ビジネスを提案し、ソリューション普及啓発活動を展開。
2011年には、経済産業省商務情報政策局主催「制御システムセキュリティ検討タスクフォース」を進言、同委員会委員及び普及啓発ワーキング座長を務める。
2015年、内閣官房 内閣サイバーセキュリティセンターや東京オリンピックパラリンピック大会組織委員会などと交流。

2015年、株式会社ICS研究所を創設。VEC事務局長の任期を継続。世界で初めて制御システムセキュリティ対策e-learning教育ビデオ講座コンテンツを開発。

2017年4月~ 公益財団法人日本適合性認定協会JABの制御システムセキュリティ技術専門家

2017年7月~ 経済産業省の産業サイバーセキュリティセンターCoEの制御システムセキュリティ講座講師担当

現在活動している関連団体及び機関
・日本OPC協議会 顧問
・制御システムセキュリティ関連団体合同委員会委員

〒160-0004 東京都新宿区四谷1-15
 アーバンビルサカス8 A棟2階