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  • プレスリリース
  • 村上 正志
  • 2016年6月30日

制御システムセキュリティ対策を学ぶ方のための人材教育ツールeICS
ICS研究所が「eICSスタートキャンペーン」を開始

日本政府の「サイバーセキュリティ2016」案でもIoTシステムにつながるM2M機器はEDSA認証を取得するようにと取り上げられるように、現場の制御システム設備の安全と安定操業を脅かすサイバー攻撃に対する制御システムセキュリティ対策が重要である時代になった。ところが、その技術を習得している技術者や管理者がいないのでは、現場の安全が確保できないだけでなく、予定している売り上げや利益も失うことになる。その対策として重要なのが人材教育である。制御システムセキュリティ対策の人材教育ツールを提供しているICS研究所は、「eICSスタートキャンペーン」を開始する。価格は、1年間受講契約で一人10万円とリーズナブルである。申し込み期間は、2016年7月1日から9月30日までの3か月間。

e-Learning教育ビデオ講座eICSの特徴は、資料を読んで学ぶより、文字だけでなく、耳からも眼からも習得できることで記憶に残りやすいというメリットがある。講座の数は2016年6月時点で151講座と多く、職種によってカテゴリが分けられており、各受講者のミッションに合ったプログラムを自らの考えで受講できるようになっている。一つの講座が15分前後にまとまっているので、テーマに合ったビデオ講座を見た後に効率よい議論をするグループミーティングでも活用できる。また、取りかかる仕事に必要な講座を見ることで必要な情報を効率よく整理してから始められることから仕事の効率が上がるなどの実践的メリットも大きい。

eICSの講座カリキュラムは、内閣官房内閣サイバーセキュリティセンターNISCの重要インフラを対象にした第三次行動計画や安全基準等、経済産業省が2015年12月28日に公示している「サイバーセキュリティ経営ガイドライン」の政府方針もあるように、制御システムセキュリティ規格IEC62443、NISTのGuide to Industry Control Systems Security、ISA Secure(SDLA認証、SSA認証、EDSA認証)などの国際標準をベースに、Industry4.0やIICもそうであるが、Cyber Physical Systemなど最新技術を活用した技術トレンドも取り入れ、安全確保や安定操業を目的に、実践的な現場の制御システムセキュリティ対策技術とマネージメントを考慮したコンテンツになっている。

eICSはどのようなものかを体験できる1日無料お試し受講もICS研究所は受け付けている。

株式会社ICS研究所とは、
E-learning教育ビデオ講座コンテンツ開発や企業の事業戦略コンサルタント、各種セミナーを企業活動としている株式会社法人(代表取締役社長 村上 正志)。
詳細についてはWebサイトで確認してください。
株式会社ICS研究所のWebサイト

eICSとは、
eICSは、技術者向けE-learning教育ビデオ講座で、IEC62443や米国国立標準技術研究所NISTのGuide to Industry Control System Securityに対応した製造システムの制御システムセキュリティ対策技術を中心に、現場のサイバーインシデント検知機能からインシデント監視システム、CSMS認証、SDLA認証、SSA認証、EDSA認証などの対応を含め、広範囲で深い技術対策について解説したビデオ講座である。
eICSのWebサイト

IoTとは、
Internet of Thingsの略で、Internetは公衆回線のインターネットを示さず、広義のバリューチェーンを意味する。

IoTシステムとは、
Internet of Thingsを実現するシステム構造をいう。

M2Mとは、
Machine to Machineのことで、コンピュータ機能を持つMachineがお互いにコミュニケーションを持つことで付加価値を高めることができるソリューションをいう。

CPS(Cyber Physical System)とは、
Industry4.0やIICなどが目指す、安全で、セキュアで、回復力があり、プライバシーが守られ、信頼される、相互連携でのバリューチェーン(価値の連鎖)を作り上げるモデリング連携の技術ソリューションをいう。

IEC62443とは、
国際電気標準会議(International Electro technical Commission)が制御システムセキュリティについて制定している国際標準規格である。

NISTとは、
アメリカ国立標準技術研究所(National Institute of Standards and Technology, NIST)で、米国内の産業技術研究をするだけでなく米国内の標準規格を決める機関でもある。

ISA Secureとは、
The International Society of Automation- ISA(https://www.isa.org/)の下部組織ISA Security Compliance Institute ISCIが制御システムセキュリティのセキュリティ認証を制度化したものを指す。

CSMS認証とは、
Cyber Security Management System Certification(CSMS認証)は、IEC62443-2-1を基本とし、経済産業省が進めて一般財団法人日本情報経済社会推進協会JIPDECが制定したサイバーセキュリティマネージメントシステムの認証制度である。

SDLA認証とは、
ISA Secureが制定したSoftware Development Lifecycle Assurance Certificationのことで、ソフト製品の開発プロセスや環境やセキュア検査ツール運用などのセキュリティ評価認証のことである。

SSA認証とは、
ISA Secureが制定したSystem Security Assurance Certificationのことで、制御システムや装置や機械のセキュリティ評価認証のことである。

EDSA認証とは、
ISA Secureが制定したEmbedded Device Security Assurance Certificationのことで、制御製品やコンピュータ機能を持つデバイス製品のセキュリティ評価認証のことである。

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このニュースの著者

代表取締役社長
村上 正志

1979~90年まで、日本ベーレーのシステムエンジニアとして電力会社の火力発電プラント監視制御装置などのシステム設計及び高速故障診断装置やDirect Digital Controllerの製品開発に携わる。
*関わった火力発電所は、北海道電力(苫東厚真、伊達)、東北電力(新仙台、仙台、東新潟)、東京電力(広野、姉ヶ崎、五井、袖ヶ浦、東扇島)、北陸電力(富山新港)、中部電力(渥美、西名古屋、知多、知多第二)、関西電力(尼崎、御坊、海南、高砂)、中国電力(新小野田、下関、岩国)、四国電力(阿南)、九州電力(港、新小倉、川内)、Jパワー(磯子、松島、高砂)、日本海LNG など

1990年、画像処理VMEボードメーカーに移籍し、大蔵省印刷局の検査装置や大型印刷機械などのシステム技術コンサルティングに従事。

1995年、デジタルに移籍し、SCADA製品の事業戦略企画推進担当やSE部長を務める。(2004年よりシュナイダーエレクトリックグループ傘下に属す)また、1999年にはコーポレートコーディネーション/VEC(Virtual Engineering Company & Virtual End-User Community)を立ち上げ、事務局長として、「見える化」、「安全対策」、「技術伝承」、「制御システムセキュリティ対策」など製造現場の課題を中心に会員向けセミナーなどを主宰する。協賛会員と正会員のコラボレーション・ビジネスを提案し、ソリューション普及啓発活動を展開。
2011年には、経済産業省商務情報政策局主催「制御システムセキュリティ検討タスクフォース」を進言、同委員会委員及び普及啓発ワーキング座長を務める。
2015年、内閣官房 内閣サイバーセキュリティセンターや東京オリンピックパラリンピック大会組織委員会などと交流。

2015年、株式会社ICS研究所を創設。VEC事務局長の任期を継続。世界で初めて制御システムセキュリティ対策e-learning教育ビデオ講座コンテンツを開発。

現在活動している関連団体及び機関
・公益財団法人日本適合性認定協会JABの制御システムセキュリティ技術審査員
・経済産業省の産業サイバーセキュリティセンター講師
・日本OPC協議会 顧問
・制御システムセキュリティ関連団体合同委員会委員
・日本能率協会主催「計装制御技術会議」企画委員